経済学古典を歩く Walking Economics Classics
Notes on Ricardo’s Principles (49) 賃金2
Notes on Ricardo’s Principles (49) On Wages 2 リカードは、賃金が自然価格に収束する傾向をもつことを説明する。賃金が自然価格を下回る時、労働者は生活に必要な食料、必需品、便利品 […]
Notes on Ricardo’s Principles (48) 賃金1
Notes on Ricardo’s Principles (48) On Wages 1 リカードの賃金論は、最も批判や議論の多いのテーマの一つといってよいだろう。「賃金鉄則」は、リカードを代表とする古典派経済学の特徴 […]
Notes on Ricardo’s Principles (47) 自然価格と市場価格 4
Notes on Ricardo’s Principles (47) On Natural and Market Price 4 競争の結果としての自然価格 リカードは、より有利な投資機会を求めて資本が効率的に配分される […]
Notes on Ricardo’s Principles (46) 自然価格と市場価格 3
リスク調整後の資本収益率の均等化 リカードは、自然価格において全ての資本収益率が均等化されることを述べる。但し、注目すべきは、その収益率は、名目金銭的な収益率ではなく、「安全性(security)、透明性(cleanl […]
Notes on Ricardo’s Principles (45) 自然価格と市場価格 2
前回、リカードは、ある商品の均衡価格、ないし(労働量を反映した)本源的価値をあらわす自然価格(natural price)と市場価格は乖離することはしばしばであるが、それは (より低い資本収益率からより高い資本収益率の分 […]
Notes on Ricardo's Principles (44) - 自然価格と市場価格 1
途切れていたリカードの「経済学及び課税の原理」について読みすすめよう。 第4章でリカードは、自然価格と市場価格の乖離について述べる。自然価格は、今日の経済学でいう均衡価格と見なしてよいだろう。但し、リカードは価値の基礎を […]
Notes on Ricardo's Principles (43) - 鉱山の地代 2
価値の基準としての貴金属 リカードは、ここで価値の基準としての基金属について述べる。貴金属の価値も他の商品同様、本質的には価値の変動を受けるとしている。但し、後述では、(アメリカの発見、そしてその豊富な鉱山の発見により、 […]
Notes on Ricardo's Principles (42) - 鉱山の地代 1
第3章 鉱山の地代 Chapter IIIOn the Rent of Mines 鉱山の差額地代論 これまでのリカードの地代論は、農業におけるものであったが、ここでは、鉱業における地代、鉱山の地代について論じる。その原 […]
Notes on Ricardo’s Principles (41) - 地代 13
穀物地代と貨幣地代 穀物地代は生産力の差、貨幣地代はさらに生産力の逓減率を反映して決定される; ゆえに貨幣地代はより累進的に増加する リカードは地代論の最後で、穀物地代と貨幣地代の違いについて述べる。ここでリカードがい […]
Notes on Ricardo’s Principles (29) - 地代 1
地代論: 土地(土壌)の原初、不破壊の力: "the original and indestructible powers of the soil" Chapter II On Rent リカードは、本書の序文で「地代 […]